恐怖夜話 第14話 鬼女伝説 #1
人気アイドルのすほうれいこが主演。女子大生の美月(すほうれいこ)と加奈(小野真弓)は、ゼミの教授・榊とともに「鬼女伝説」が伝わる人里離れた村を訪れる。加奈は屋敷の倉で見つけた人形を持ち出してしまう。その夜赤い髪の少女が…。
人気アイドルのすほうれいこが主演。女子大生の美月(すほうれいこ)と加奈(小野真弓)は、ゼミの教授・榊とともに「鬼女伝説」が伝わる人里離れた村を訪れる。加奈は屋敷の倉で見つけた人形を持ち出してしまう。その夜赤い髪の少女が…。
メッタ刺し連続通り魔殺人事件が起こっていた。犯人は今だ不明…。ジャーナリスト志望の女子校生・綾川詩織は、犯行現場では必ず悲しい女の歌声が聞こえていた事を突き止める。その歌は、数年前に白鳥美佳というアイドルが唄っていた曲だった。何故、突然はアイドルは消えたのか…?「美しい顔だけが私の命…」と信じていたアイドル候補の白鳥美佳は、不慮の事故で顔に傷をおってしまう。美貌を失い、頬にできた傷のせいで歌手としての夢も絶たれてしまう。彼女から人々が遠ざかり、彼女の絶望心は彼女の精神を蝕む。そして彼女は、自分の口を包丁で切り裂き、二目と見れない恐ろしい顔になってしまう。殺人は彼女にとっての唯一の現実逃避であり自分を裏切った人間達への復讐だった…。彼女の口の裂けた醜い顔を見た人間は、すべて惨殺されたのだった。詩織は興味本位で調べてゆくが、口裂け女にセーラー服を切り裂かれ、絞殺されそうになる詩織は逃げる場所すら失ってゆく。わたし、キレイ…これでも…都市伝説を探れば、悲惨な恐怖が待っている…。これは、傷ではないわ…口よ…口裂け女の正体は、美しいアイドルだった。
大手建設会社の秘書課に勤務する能登沙耶香(吉川あいみ)は男性社員から人気のアイドル的存在である。今日もシステム管理部の岸田隆(なかみつせいじ)からの高級ランチの誘いに、大学時代からの友人で派遣社員の優木史子(島村舞花)をダシに、いつもの様に我が儘放題。そんなある日、史子の部署にイケメン営業マン・尾崎義昭(石野理央)が配属になった。心ときめく史子だったが沙耶香に学生時代同様、尾崎を奪われてしまう。だがそれも束の間、沙耶香は専務のジュニアとの縁談が持ち上がり、あっさりと尾崎を捨ててしまう。傷心の尾崎を慰め、肉体関係を持った史子は沙耶香の身勝手さに業を煮やし、彼女の元カレから入手したポルノ画像を尾崎と結託し、沙耶香に好意を寄せる上司の草野に送信してしまう。驚く草野だが積年の想いから、その写真をネタに沙耶香を呼び出し凌辱してしまう。沙耶香は振りかかる耐え難い辱しめに耐え、スキャンダルをリセットしようとするが、翌日、会社ではとんでもない事件が彼女を待ち受けていた。